べっく日記

偏微分方程式を研究してるセミプロ研究者の日常

英語の勉強をはじめてみる。

先月ラスベガスに旅行に行ったが、びっくりするくらい英語がわからないことにびっくりしたのである。

しかし、英語を勉強するくらいなら数学勉強した方がマシだと思って数学ばかり勉強してきたわけだけど、今日から英語を勉強することにした。

理由は至ってシンプルで、数学の勉強が行き詰まってきたので、気分転換に英語を勉強しようと思い立ったのである。

今まで何度も英語の勉強にチャレンジしてきたけど、うまくいかなかった。春休みだから時間があるとはいえ、やる気があまり起きないので、効率的な勉強を心がけることが必要である。

大学受験のときに、はじめて自分で真面目に英語を勉強したけど、あまり成績は伸びず、センター試験で8割が限界であった。この失敗を踏まえ、本屋でいろいろ立ち読みして、「効率的な」英語の勉強は何か探ることにした。

効率的な英語の勉強で大切なのは
1.目的、目標をハッキリさせること
2.長文を読みまくり、音読すること
であった。もちろん、長文を読みまくる前に単語や文法を勉強することは重要であるけど、ある程度わかるようになってきたらとにかく長文を読め、音読は絶対にしろ、と書いてあった。

大学受験のときを思い出してみると、勉強の目的が大学合格というだけで、科目毎の目標が決まってなかったような気がする。また、英語が嫌いだったから単語も最低限覚えて、長文なんて、センター試験の過去問を数年解いたり、高校の授業で扱う長文を週3本ぐらいしか読んでなかった。

以上をふまえて今後の英語の勉強指針を考えてみると、まず英語の勉強目的は英文でメールのやり取りができるようになること、英語のニュースサイトを読めるようになること、外人と会話できることになるかと思う。

さて、目標期間を考えてみることにする。数学の論文の場合、使うフレーズが決まっているので、英語が少々できなくても問題はないから、M1の間はまだ勉強していてもよさそうだ。しかし、M2になると学会で発表するかもしれないし、海外に行って海外の研究者の下で研究することは十分にあり得る。実際、修士で卒業した同じ研究室の先輩は1ヶ月ほど海外で研究してたし。となると、リミットはM1の2月、すなわち11ヶ月ということになる。

長文を読みまくる前に、単語がほとんど忘れているので、長文を読む前にとりあえず単語をある程度覚え直すことにする。新しくテキストを買うのも馬鹿らしいから、高校のときに使ってたものを使おう。まあ、システム英単語である。ちなみに、語彙力を調べるためこのサイトを使った。
測定したら3950wordsらしい。どうやら英検でいうなら、準2級以上2級未満だそうだ。確かに言われてみればそのくらいな気がする。

英単語は1ヶ月もあれば暗記できると本に書いてあったし、http://www.netpossib.com/entry/2015/11/27/174245
この記事を見ても、1ヶ月で覚えられそうだ(おそらく2週間はきついかな…)。家庭教師のバイトの経験から、単語は10回「テスト」すれば暗記できると踏んでるので、1ヶ月で1972の単語を10回テストすれば暗記完了ということになるな。1972の単語を10回テスト、しかも30日でやるとなると、1日660単語を1回テストすればいいようだ。

ん???1日660単語??いくらなんでもさすがにこれはきついな。1日300単語が限度だろう。修正して、1日300単語とすると、66日で終了する。うん、これだ。これでいこう。できない日も考慮しても、3ヶ月あれば単語は全部覚えることになるな。大学受験のときでさえ半分も覚えてなかったから、上出来だろう。

3ヶ月で単語が仕上がって、残り8ヶ月。これだけあれば十分に長文も読み込めるし、文法も勉強することができるだろう。

ま、細かい計画は置いといて、まずは300単語覚えてテストすることから始めないとな。ブログと同じく、3日坊主にならないように頑張らないとな。