いろいろ事情があって今日は家を出て、東京に向かうことになった。ゴールデンウィークが始まる前は家からでんじろうと思ってた私だが、予定とは急に決まったりするものだ。
さて、デブな私は駅に到着する前に喉が渇いてしまった。まあデブだしコーラでも買うか、って思ってたら「水素水」を発見してしまった。ネットではなんて非科学的なんだ、こんなのはウソだ、とか如何にも「私は化学わかってますよ」君が飲んだこともなさそうなのに水素水を批判している。
百聞は一見に如かずという言葉があるように、科学というものは自分が再現して初めて成り立つものであるから、実際に買ってみることにした。
「進化する水」なんで書いてあるけど、そんなん知らんがな。勝手に進化しとけ。
無駄なところを省いて要約すると次のようだ。
1- 水素濃度0.3ppm〜0.8ppm(生成時は1.6ppm以上)
2- 水素量は1本あたり0.12mg〜0.32mg
有効数字が揃えられてない時点ですでに怪しいゾ。まあ、ちょっとだけ水素が「存在する」ことはわかったけど、ふつうの水と比べたらどうなんだろうか。データが見つからなかったので、あったら教えてください。
さて、飲み物で大事なのは味だ。飲んでみることにする。開封前のボトルは炭酸水のようにボトルに弾力がだった。開封してみると、炭酸水のボトルを開封したときのようにプシューと音がした。そして飲んでみる。
はい、ただの水でした。味は、強いて言えば歯医者でうがいするときに出てくる水と同じ。
味は水と変わらないくせに水素水を名乗るのは詐欺じゃないか、って思ったのでググってみた。すると、水素水についてこんな記事を見つけた。
まあざっくり言えば、健康にいいこともあるけど、ヘルシアみたいに毎日きちんと飲んだりしないとダメなようだ。ただ、ヘルシアと違って毎日1本で良いということではなく、毎日最低でも2本は飲み続けないと意味がないみたい。
さて、1つ疑問に思うのは、炭酸水と何が違うのだろうかということだ。ググってみたらこんな記事を発見した。
コーラとかの炭酸飲料における炭酸ガスの濃度は3000ppm〜4000ppmのようだ。単純は比較は難しい(かもしれない)けど、水素水中の水素濃度はほんとに「雀の涙」程度のようだ。
長くなってしまったのでまとめてみることにする。
結論: コーラ買えばよかった。