べっく日記

偏微分方程式を研究してるセミプロ研究者の日常

アメリカ滞在記 Part 00。

今年の5月25日から9月2日までアメリカのペンシルベニア州ピッツバーグに派遣されることになりました.あのイギリス滞在記から5ヶ月くらいしか経っていません.一昨年のドイツ(ダルムシュタット)や昨年のイギリス(ロンドン)の場合と派遣時期が異なるのは,いろいろな事情によるものです.今回も昨年と同様に,ここに滞在記を記しておこうと思います.ただし,昨年は頑張って毎日の記録を書いていましたが,今回はそうできるかどうかはわかりません.予めご了承ください.


ピッツバーグペンシルベニア州では人口第2位の都市.第1位はフィラデルフィア.とはいえ,場所はフィラデルフィアほど東ではなく,感覚的にはニューヨークとシカゴの間くらい.緯度的にはニューヨークと同じくらいだけど,内陸部ということもあり,冬はかなり寒いらしい.日本からピッツバーグへの直行便はなく,基本的にはどこかで乗り継いで行くことになる.私はワシントンD.C.を経由してピッツバーグにきた.そういえば,ワシントンD.C.からピッツバーグに移動する機内でCAの人が隣に座っていて(私は最後方に座っていた),機内のアナウンスが終わると「オーライ!ロッケン・ロール」とか言っていたけど,全く意味がわからなかった.一方で,帰国する際はシカゴを経由して成田に行く.帰国する便が朝 8:05 発っていうのがネックなんだよなあ.3ヶ月前の私,なぜこの便にしたんだ.


ピッツバーグ大学では,Giovanni Paolo Galdi 教授(72歳)という,ナビエ・ストークス方程式を(数学的に)研究している人ならば誰もが知っているような世界的にすごい先生のもとで研究を進めます.このような大先生を訪問できたというのは完全に指導教員のコネである.この先生のもとで3ヶ月+α を過ごすのは,人生においてたぶん最初で最後になるだろう.なるべくたくさんのことを学び,吸収したいと思う.がんばろう.


さて,滞在記をいろいろ書く前に,ここまでの準備だったり,これからの移動についてまとめておこうと思う.


【J1ビザ】

今回の滞在は3ヶ月を越えるのでビザの申請が必要.私はJ1ビザという短期の交流訪問者ビザを申請した.ビザの申請には,受け入れ先の大学(今回はピッツバーグ大学)との連絡が欠かせない.準備にはかなり時間がかかるので,(遅くても)渡航する3~4ヶ月前くらいから準備をしたほうが良い.準備には下記のウェブサイトが参考になった.

masa-saito.hatenablog.com

rikejoathokkaido.hatenablog.com


どのような書類が必要とかは,将来変わると思うけど,大きくは変わらないでしょう.私の場合,滞在資金の証明として SGU の Guarantee letter(滞在にかかる費用はSGUが負担しますよみたいな書類)を準備した.語学力を証明する書類に関しては,受け入れ先の先生が私の語学力を保証する,ということで特に提出はしなかった.DS-2019 の発行にはかなり時間がかかるので,早めに動くのが吉.私は2月末から準備を始めたけど,ちょっと遅かったような気がする(間に合ったけど).DS-2019には自分のサインをしなければいけないけど,それは

www.e-usvc.com

を参照のこと.入国審査のときはパスポートとDS-2019を見せて,(本当に)簡単な質問に答えるだけで大丈夫だったくらいDS-2019は重要な書類なので,失くさないようにしなければならない.



【滞在先の確保】

昨年のロンドンのときと同様にAirbnbで滞在先を確保した.場所は大学まで徒歩15分となかなかの好立地.ちなみに,カーネギーメロン大学も徒歩でいける.


部屋は一人で過ごすには十分な広さ.そして何より机が大きい.たぶん大学の机より大きいと思う.大変ありがたい.ただし,トイレ・風呂・キッチンは共用.でも昨年と違って部屋に鍵がかけられるようになっているので良しとしよう.管理人は別のところに住んでいて,建物自体が完全にAirbnbの滞在者向けの仕様.自転車あるし,洗濯機も2台ある.そして朝ごはん(オレンジジュースとかシリアルなど)は冷蔵庫の中にあり,自由に使っても良い.非常に好物件だと思うけど,一つ文句を申し上げると冷蔵庫が滞在する人数の割には狭い.


昨日夕飯食べているときに,別の部屋の人(名前は聞き取れなかった)と挨拶したけど,その方もピッツバーグ大学を訪問するためにここに泊まっているようだ.滞在期間は6週間とのこと.たぶん他の部屋の人もそういう感じの人なのかな.


ピッツバーグまでの移動】

私が滞在しているのは,ダウンタウン地区の隣にあるオークランド地区.そこまで移動するのに,バスかタクシー,Uber という選択肢があったが,私はバスを選択した.バスの支払いは現金かよくわからないカードのみ.ロンドンみたいに visa payWave でOKだったら楽だったのに.小銭を用意するために,わざわざ自販機でお菓子を買った.バスの中に両替機があったかどうかは見ていない.


ちなみに,最初スターバックスでコーヒーを買って小銭を作ろうと思っていたけど,2.94ドルだったので,失敗した(25セントを3枚ほしかった).しかも,店員になんか聞かれて全部OKしたらめっちゃ甘いコーヒーが出てきた.どうやらシロップ入れますか?ということを聞かれたらしい.いや,普通シロップなんか入れないでしょって思ったけど,アメリカでは普通のことなのかもしれない.


到着ロビーには,1~8の出口があり,バスは6番出口.バスは狭いので,もしスーツケースのように荷物が多い場合は素直にタクシーで移動するほうがいいかも知れない(高いけど).というか,完全に車社会なので,公共交通機関で移動する人が超少数派なんだよな.バスには降車ボタンがなく,代わりに黄色の紐(?)を引っ張ることでバスが停車してくれる.ちなみに,次の停車がどこかということは表示される.



さて,昨日無事部屋に着いて気持ちよく寝ることができました(現在朝8時).時差ボケは残っていると思いますが,今日からいろいろ頑張ろうと思います.今日は大学の周辺を散策しようと思います.では.